KidsForet(キッズフォーレ)レインコート ランドセル対応
透明バイザー付き / 脇下通気孔 / リフレクター / 収納バッグ付き / サイズ110〜140cm
Amazonで価格を見る 楽天市場で見るなぜ2歳のうちからレインコートを調べているのか
息子が2歳を迎えた6月、東京は梅雨に入った。保育園の送迎で自分が濡れるのはいいとして、問題は息子だ。傘はまだ危なくて持たせられない。ポンチョタイプのレインコートを適当に買ったが、風が吹くとめくれ上がり、フードが脱げ、結局意味をなさなかった。
「どうせ買い直すなら、小学校まで使えるものを最初から買いたい」というのが本音だった。そこで初めて「ランドセル対応」という機能の存在を知った。調べていくうちに、キッズフォーレというブランドにたどり着いた。近所の小学生が着ているのを見て、上の子を持つパパ友に聞いたのが最初だ。
今の息子には大きすぎる110cmサイズを試しに買い、自分が着込んで機能を確かめ、近所のお兄ちゃん(小学1年生・身長115cm)に試着させて実態を検証した。以下がその記録だ。
「ランドセル対応」って何が違うのか、正直わかっていなかった
ランドセル対応レインコートを知る前は、「どうせ学校に着いたらロッカーに掛けるだけ」と思っていた。しかし実際には、登下校中にランドセルを背負ったまま雨の中を歩くのが問題だ。普通のレインコートはランドセルが入らず、ランドセルが背中から浮いた状態になるため、背中全体がびしょ濡れになる。
ランドセル対応レインコートは、背中部分に「マチ(つまみ)」が設けられており、スナップボタンを外すと背中側が広がってランドセルを包み込める構造になっている。ランドセルを持たないときはボタンを留めれば普通のレインコートとして使える。これが「ランドセル対応」の正体だ。
実は保育園や幼稚園のリュックサックも同様の使い方ができる。小さい子どもがリュックを背負ったままレインコートを着ると同じ問題が起きるからだ。キッズフォーレのランドセル対応モデルは、小学校入学前のリュック使用期間から使えるという点でコスパがいい。
キッズフォーレ レインコートの5つの特徴を実際に確かめた
1. 透明バイザー付きフード
フードの顔に近い部分が透明な素材(バイザー)になっている。これが地味にすごい。深くかぶっても視界が遮られないので、子どもが自分で安全確認できる。普通のレインコートはフードを深くかぶると視野が狭くなり、道路を横断するときに危険だ。子どもが自分でフードを外してしまう理由の一つが「見えにくい」なので、この設計は理にかなっている。
試着してもらった近所のお兄ちゃんに「見える?」と聞いたら「見える!」と言いながら左右確認のマネをしてくれた。子どもが自分からフードをかぶり直していたのが印象的だった。
2. 脇下の通気孔
脇の下に通気用のスリットが入っている。雨の日は蒸れやすく、特に梅雨の気温が高い時期は中が汗でびしょ濡れになる問題がある。この通気孔のおかげで、完全防水でありながら蒸れが軽減されている。ただし、横から雨が吹き込むような強い横風の日には通気孔から雨が入る可能性があるため、完璧ではない。あくまで「蒸れにくい工夫がある」と理解しておくのが正確だ。
3. リフレクター(反射テープ)
前面と背面にリフレクターが縫い付けられている。梅雨の薄暗い朝や夕方の下校時間帯に、車のライトを反射して子どもの存在を知らせる。国土交通省の歩行者安全対策でも反射材の着用が推奨されており、通学時の安全対策として有効だ。派手な色(黄色や赤)のレインコートと合わせると視認性がさらに高まる。
4. 収納バッグ付き
専用のコンパクト収納バッグが付属している。濡れたレインコートをその場で畳んでバッグに入れ、ランドセルの外ポケットや手提げに収納できる。学校のロッカーや廊下に濡れたレインコートを広げたままにしておくのは現実的ではないので、この収納バッグの存在は実用的だ。バッグ自体が完全防水なので、濡れたレインコートを入れても中身が他のものを濡らさない。
5. 前ポケット2つ
前面に左右ポケットがある。雨の日でもティッシュやハンカチを出し入れできるのは地味に便利だ。ただし、ポケット口は完全防水ではないため、ポケット内部が濡れることはある。濡れると困るものは入れないほうがいい。
サイズ選びの「2サイズ上」問題、正確に理解しておく
キッズフォーレのランドセル対応レインコートを買う前に調べると、必ず「2サイズ上を買うべき」という情報が出てくる。これは半分正しくて、半分誤解を招く情報だ。
まず確認すべきは「何に対して2サイズ上か」だ。普段の洋服のサイズが110cmの子に130cmを買うのか、普段110cmの子にランドセルを背負わせた状態で測ったサイズで選ぶのか、基準によって違ってくる。
ランドセルを背負うと着丈が5〜8cm短くなる
試着してもらって実際に測ったところ、ランドセルを背負った状態だと着丈が5〜8cm程度短くなっていた。ランドセルが背中で生地を引っ張るためだ。身長115cmのお兄ちゃんに120cmサイズを着せると、ランドセルなしでは膝上数センチのちょうどいい丈感だったが、ランドセルを背負うとふとももの中央くらいまで上がった。太ももとズボンが雨に当たる丈感だ。
130cmサイズを着せると、ランドセルなしでは膝より下まであり「大きすぎる」と感じたが、ランドセルを背負うとちょうど膝がかくれる丈感になった。これが通学時の現実的なサイズ感だ。
つまり「2サイズ上」の根拠は着丈の変化にある。普段のサイズよりも1〜2サイズ大きめを選ぶことで、ランドセルを背負った状態でも膝まで雨からカバーできる。ただし、袖丈は着丈ほど伸縮しないため、大きいサイズを選ぶと袖が余る。腕まくりが必要になる点は許容するしかない。
推奨サイズの選び方(身長別)
- 身長110〜115cm(小1前後):130cmサイズを推奨。袖は5cm程度余るが着丈は適切。
- 身長115〜120cm(小2前後):130cmサイズが最初は大きめ、翌年ちょうどよくなるイメージ。
- 身長125〜130cm(小3〜4前後):140cmサイズが現実的。120cmは丈が短い。
なお、キッズフォーレのランドセル対応モデルは110〜140cmの展開だ。140cm以上の子にはサイズアウトするため注意が必要だ。
実際に雨の中を歩かせて確かめたこと
試着テストの翌日、運良く雨が降ったので実際の登校シーンで試させてもらった(近所のお兄ちゃん一家の協力あり)。歩いて5分程度の通学路を往復した。
結果として、ランドセル・制服・靴以外はほとんど濡れなかった。フードのバイザーのおかげで前方視界が確保されており、本人から「見やすい」というフィードバックがあった。マチを外した状態でランドセルを背負った背中側の生地に余裕があり、ランドセルがレインコートの内側に収まっている状態が確認できた。
気になった点は2つ。まず横から吹く風雨のとき、脇下通気孔から若干の雨が入った。強い横風のある日は注意が必要だ。もう一つは、フロントジッパーの一番上の部分が若干隙間になりやすく、首元から雨が入るケースがあった。フードのドローコードをしっかり締めることで改善するが、子どもが自分で調整できるかは怪しい。
ポンチョ型との比較:どちらが小学生向きか
息子に最初に買ったのはポンチョ型だったが、小学生の通学には向かないと判断した。理由は以下のとおりだ。
- ポンチョ:着脱が簡単、自転車でも使いやすい。ただし風でめくれやすく、傘との併用が難しい。ランドセルを覆うには大型でないと難しい。
- コート型(キッズフォーレ):袖があるため腕が濡れにくい。フードが深くかぶれる。ランドセルを背負った状態での防水性が高い。着脱はやや手間。
保育園・幼稚園のリュック程度であれば、軽量なポンチョでも十分対応できる場合がある。ただし小学校入学以降のランドセルを想定するなら、コート型のランドセル対応モデルが長い目で見て合理的だ。
我が家は息子が現在2歳なのでランドセルにはまだ早いが、同じ理由で今から買っておいても損はない。キッズフォーレは保育園のリュックを背負った状態でも使えるサイズ展開(小さいモデルは80〜100cm台も展開あり)があるため、ブランドとして信頼してリピートしやすい構造になっている。雨の日の外出準備についてはベビーカー用レインカバーの記事でも書いているが、子どもの年齢と移動手段に合わせて揃えていく必要がある。
洗濯と撥水性のメンテナンス
レインコートは「防水」ではなく「撥水」の商品が多い。キッズフォーレも撥水加工だ。撥水加工は使用・洗濯を繰り返すと効果が低下する。これは素材の性質上避けられない。
撥水性が低下したと感じたら、市販の撥水スプレー(ニクワックスやゴアテックス向けのもの)を使うことで復活できる。または洗濯後に低温で乾燥機にかけることで、摩擦熱によって撥水性が回復することもある。乾燥機不可の場合は、アイロンをタオル越しに当てる方法も有効だ。
洗濯は手洗いまたは洗濯機の弱水流コース、ネット使用推奨。乾燥機が使えない場合は陰干し。フードのバイザー部分はゴシゴシこすると傷がつくため、やさしく拭く程度にとどめる。
雨の日の安全対策として知っておくべきこと
レインコートだけでなく、雨の日の通学全体で安全に気をつけてほしい。警察庁の交通事故統計によると、雨天時は視界不良や路面スリップによる事故リスクが高まる。特に傘を差した子どもは視野が狭くなり、周囲の確認が不十分になりやすい。ランドセル対応レインコートで両手をフリーにした状態で歩かせることは、傘よりも安全性が高い場合がある。
濡れた路面での転倒予防という観点では、雨の日の靴の選択も重要だ。レインブーツや防水スニーカーとの組み合わせで、全体的な雨対策が完成する。子どもの足に合った靴選びについては、外遊びを始める年齢からしっかり考えておくといい。ディーバイクミニプラスのレビューでも書いたが、外遊びに関連するギアは子どもの安全に直結する投資だと思っている。
パパラボの結論
キッズフォーレのランドセル対応レインコートは、「機能がちゃんと設計されている」子ども服だ。透明バイザー・マチ構造・通気孔・リフレクターのそれぞれに合理的な理由があり、適当に作られた商品ではないことがわかる。
ただし注意点をまとめると:
- サイズは1〜2サイズ大きめを選ぶ(ランドセル使用時の着丈短縮を考慮)
- 撥水加工のため、定期的なメンテナンスが必要
- 強い横風雨のときは脇下から若干雨が入ることがある
- 袖丈は大きいサイズを選ぶと余るため、腕まくりが必要になる
これらを理解した上で選べば、小学校入学後の数年間を通じて使えるコスパの高い選択肢だ。同じ商品を何度も買い直したくない親御さんにとって、キッズフォーレのランドセル対応モデルは検討する価値がある。
余談だが、息子が小学校に入るまでの数年間は、まず日焼け対策から始める予定だ。夏の外遊びのケアについては子供用日焼け止めの記事でまとめているので、合わせて読んでもらえると参考になると思う。
