コンビ ネムリラ AUTO SWING BEDi おやすみドーム EG

コンビ(Combi) / 電動ハイローチェア / エッグショック搭載 / 新生児〜4歳頃対象

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娘が生後2ヶ月、寝かしつけの限界が来た

上の子(2歳の息子)のときは、ネムリラの存在を知りつつも「高い」と感じてスルーしていた。結果として寝かしつけに毎日1時間近くかかることもあり、それが当たり前になっていた。

娘が生まれたとき、上の子の世話と並行して新生児の寝かしつけをこなさなければいけないという現実が来た。抱っこで寝ても置いた瞬間に泣く——いわゆる「背中スイッチ」の発動。ここで初めて電動ハイローチェアを真剣に検討した。

ネムリラのラインナップは複数あって最初は混乱する。モデルの整理から始めた。

「BEDi おやすみドーム」とは何か——モデル名の意味を整理する

ネムリラシリーズには多くの派生モデルがある。購入前に把握しておくべき違いは主に3つだ。

  • BEDi:ベッドとチェアの両立設計。リクライニングを深くするとフラットに近い状態にでき、新生児から離乳食期まで一台でカバーできる。
  • おやすみドーム:頭まわりを覆う半円状のキャノピー。室内光を遮り、昼間でも薄暗い環境をつくれる。「スリープシェル」とも呼ばれる。
  • EG(エッグショック):コンビ独自の衝撃吸収素材。頭部・背中・座面に内蔵されており、振動を和らげる構造になっている。

要するに「BEDi おやすみドーム EG」は、ネムリラシリーズのなかで電動モデルに遮光キャノピーとエッグショックを組み合わせた上位構成だ。価格帯はAmazonで60,000〜70,000円前後と、電動ハイローチェアのなかでもはっきりと高価格な部類に入る。

一方でコスト重視なら手動スウィングのネムリラ AUTO SWING 下位モデルが20,000〜30,000円台で購入できる。電動と手動の差は後述する。

おやすみドーム(スリープシェル)の遮光効果、実際はどうか

結論から言うと、遮光効果はある。ただし「完全遮光」ではない。

おやすみドームを閉じた状態でも、両サイドと前方下部から光は入ってくる。LED照明が直接当たっている昼間のリビングでは、キャノピー内部はぼんやりと明るい状態になる。「カーテンを閉めた部屋」程度の暗さをイメージしておくといい。

それでも効果はあった。娘は生後2〜4ヶ月ごろ、キャノピーを開けた状態だと視線が散ってなかなか目をつぶらなかったのに対し、キャノピーを閉じると視野が制限されて落ち着きやすくなった。正確に言えば「娘の周囲の情報量を減らす効果」が寝かしつけに寄与している。

リビングで昼間に使う場合、完全遮光を求めるなら別途カーテンを閉めた部屋への移動と組み合わせると効果が高まる。それ一台で全解決というものではない点は正直に書いておく。

電動スウィングで娘は寝てくれたか——3ヶ月分の記録

「寝る日もあれば寝ない日もある」というのが3ヶ月使った正直な答えだ。

生後2〜3ヶ月はよく効いた。電動スウィングのリズムが一定で、抱っこから降ろすときよりも背中スイッチが発動しにくかった。スウィングを入れながらキャノピーを閉じ、7つのメロディーのなかで一番音量を下げた状態にすると、20〜30分以内に寝付くことが多かった。

一方で生後4〜5ヶ月に入ると、スウィングだけでは寝なくなった。目が覚めてきたのか、揺れに慣れたのか、娘が「お腹が空いて起きている」と判断したのか、理由は特定できない。ネムリラを「置き場所」として使い続けながら、寝かしつけはそこに寝かせてから手でリズムをとる方法に移行した時期もあった。

寝るかどうかは赤ちゃんとの相性に左右される部分が大きい。電動スウィングが「必ず寝かしてくれるツール」と期待すると、合わない場合に失望感が大きくなる。「抱っこより格段に寝かせやすい状況をつくれる可能性がある」くらいの期待値が現実的だ。

「電動か手動か」の選び方、パパの結論

これはよく聞かれるので、自分なりの基準を書く。

電動を選ぶべきケース:ワンオペが多い。上の子がいる。自分が抱っこを続けられる体力に不安がある。産後の疲弊が強い。——これらに当てはまるなら電動一択だ。電動スウィングが動いている間は両手が空く。上の子の相手をしながら、娘がうとうとする様子を遠目で確認できるのは、実際に使ってみて初めてわかった価値だった。

手動で十分なケース:夫婦交代で育児できる。赤ちゃんが比較的よく寝る。コスト優先で判断したい。——この場合は手動モデルの方がコスパがいい。ただし手動とはいっても自分で揺らし続ける必要があり、長時間は疲れる。

なお「コードレス」モデルもあるが、我が家はコンセント式で使い続けた。コンセントが近くにある部屋で使う場合、コードレス機能は必須ではないと判断した。設置する場所のコンセント位置を確認してから購入すれば問題ない。

レンタルか購入か

業者によっては月額3,000〜5,000円前後でネムリラをレンタルできる。購入価格が60,000円以上である点を考えると、3〜4ヶ月のレンタルでまず試してみるのは一つの合理的な選択だ。

ただし、レンタルには衛生面の問題と「使えなかった時の損失が少ない」という二面性がある。衛生面を気にするなら新品購入の方が安心できる。一方で「高額なのに赤ちゃんに合わなかった」という声もネット上に多く見られる。どちらが正解かは、使う側の価値観と経済的な余裕で変わってくる。

我が家は購入を選んだ。理由は使用期間が長くなること(新生児から4歳ごろまで対象)と、上の子のときも使いたかったという後悔が後押しした。今思えば上の子の生後に購入して、そのまま娘にも引き継ぐという選択が最もコスパがよかったかもしれない。

離乳食期以降の使い方

娘が6ヶ月に入ってからは、ハイローチェアとしての使い方が増えた。5段階の高さ調節があるため、食卓の高さに合わせてセットできる。リクライニングを少し起こすと離乳食を食べさせる姿勢になり、そのまま食後のうとうとに使える。「食べてすぐ寝る」という娘の生活リズムに、ネムリラが自然と組み込まれていった。

付属のランチプレートを使えばハイチェア代わりになるが、安定感を優先するなら別途ベビーチェアを用意する方がいい。BabyBjörn Blissのようなバウンサーとの使い分けを検討する場合、バウンサーは月齢低め・身軽な場面、ネムリラは食事・高さ調節が必要な場面と切り分けると長く活用できる。

実際に使って感じた「惜しい点」

コンセントの位置に縛られる。電動スウィングを使うにはコンセントが必要で、設置場所が限定されてしまう。我が家ではリビングの一角に常設することで解決したが、部屋を移動しながら使いたい場合はコードレスモデルの検討が必要だ。

本体が重い。重量は約10kgあり、頻繁に持ち運ぶ前提での使用は現実的でない。部屋に固定して使うものとして考えた方がいい。

スウィングが止まっても目覚めることがある。自動タイマーでスウィングが止まった直後に娘が起きることが何度かあった。設定時間を長めにしておくか、完全に寝付くまで様子を見てからオフにする使い方がいい。

価格が高い。これは正直に言うしかない。6〜7万円を出して「赤ちゃんに合わなかった」となると、後悔が大きい。だからこそレンタルで試す選択肢も選ぶ価値がある。

赤ちゃんのそばで眠らせることへの注意点

ハイローチェアでの長時間の就寝については、姿勢の問題から注意が必要だ。消費者庁の子ども安全サイトでも、赤ちゃんをチェアやバウンサー上で就寝させたまま長時間放置しないよう呼びかけている。ネムリラは寝かしつけのサポートとして使うものであり、夜間の長時間就寝には適していない。コンビの製品マニュアルにも同様の注意事項が記載されているため、必ず確認してほしい。

我が家では、娘がネムリラで寝付いた後は必ずベビー布団に移してから親も休むようにしていた。添い寝と睡眠環境の安全ガイドも参考にしてほしい。

ネムリラ BEDi おやすみドームの仕様まとめ

  • 対象年齢:新生児〜4歳頃(体重18kgまで)
  • 高さ調節:5段階
  • リクライニング:5段階(フラットポジション対応)
  • スウィング:電動オートスウィング(ママの心拍に近い周期)
  • メロディー:7曲・3段階音量調節
  • 衝撃吸収:エッグショック(頭部・背中・座面)
  • おやすみドーム:開閉式キャノピー(スリープシェル)
  • ダッコシートプラス:やわらかいパイル素材のシート(取り外し洗濯可)
  • 電源:ACアダプター(コンセント式)
  • 重量:約10kg
  • ASIN:B072HT3HHR(ヘーゼルベージュ)

パパラボの結論

ネムリラ BEDi おやすみドームを3ヶ月使い続けて感じるのは、「万能の寝かしつけ機械ではないが、育児の手数を増やしてくれる道具」だということだ。

おやすみドームは「ぐっすり眠らせてくれる魔法」ではなく「視覚刺激を減らして落ち着きやすくする工夫」だ。電動スウィングは「必ず寝かしてくれる保証」ではなく「寝かしつけに使える一つの手段」だ。この期待値の調整ができていれば、満足度は高くなる。

我が家の場合、上の子の世話と並行して娘の寝かしつけをする場面で、電動スウィングが動いている間に「手が空く」という体験の価値は相当大きかった。値段は高い。それでも、「もっと早く買えばよかった」という気持ちが一番最初に出てくる製品だ。

特に2人目、上の子がいる家庭には、価格ではなく「手が空く時間を買う」という視点で検討してみてほしい。

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