アロベビー UV&アウトドアミスト SPF38 PA+++ 80ml(SOLIA)
紫外線吸収剤不使用・ディート不使用・天然由来成分100% / 新生児〜大人
Amazonで価格を見る 楽天市場で見る去年の夏はクリームとの格闘で始まった
去年の夏、息子が2歳になったばかりの頃、外出前に日焼け止めを塗ろうとすると毎回逃げ回られた。クリームタイプを手に取った瞬間に「いや!」と言って走り去り、なんとか捕まえても手でこすり落とす。仕上げに泣きながら引っかいて、お出かけ前から親子ともにぐったりだった。
日焼け止め自体をやめようかとも思ったが、東京の夏の紫外線量は6〜8月にピークを迎え、子どもの肌は大人より薄く紫外線の影響を受けやすいとされている(参考:農林水産省 消費者の部屋)。「塗らなくていいか」という選択は自分の中でできなかった。
そこで思い切ってタイプを変えた。クリームからミストへの切り替えが、この夏最大の正解だった。
アロベビーを選んだ3つの理由
ミストタイプの子ども用日焼け止めはいくつかあるが、アロベビーUV&アウトドアミストを選んだ理由は3つある。
1. 紫外線吸収剤を使っていない(ノンケミカル設計)。日焼け止めには大きく2種類の紫外線カット成分がある。紫外線を化学変化で吸収・熱に変換する「紫外線吸収剤」と、紫外線を物理的に反射する「紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)」だ。アロベビーは後者のみを使用する設計で、肌への刺激が比較的少ないとされている。0歳の娘に使うことを考えると、成分のシンプルさは外せない判断基準だった。
2. お湯で落とせる。乳幼児にとって洗い流しの手間は重要だ。専用のクレンジングが必要な日焼け止めは毎日の入浴が負担になる。アロベビーはぬるま湯と石けんで落とせる設計で、沐浴中の娘にも入浴時の洗い方をいつも通りで対応できた。
3. ディート不使用で虫よけとの使い分けが明確。0歳娘には天使のスキンベープ(イカリジン配合)で虫よけ対策もしていたが、アロベビーはそもそもディートを使っていないため、誤って混用しても成分の組み合わせリスクを考えなくて済む。塗る順番(日焼け止めが先、虫よけが後)だけ守れば、使い分けがシンプルだった。
2歳息子への使い方:ミストで「逃げる理由」がなくなった
切り替えてから劇的に変わったのは塗る時間だ。クリームタイプのときは10分かかっていた日焼け止めタイムが、ミストに変えてから30秒で終わるようになった。
ポイントは「直接スプレーしない」こと。顔まわりや目への飛散が心配なので、手のひらにワンプッシュ出して両手のひらに広げてから、腕・脚・首に塗るようにしている。この「手のひらで塗る」という動作が、クリームと実質変わらないにもかかわらず、息子には「かけられる」という感覚がないのか抵抗が減った。
もう一つ有効だったのが「見せてから塗る」ことだ。息子に「コレ見て〜」とボトルを見せて、手に出しているところを目の前で見せてから「はい腕だして」と声をかける流れを作ったら、それなりに協力するようになった。言語理解が進む2歳ならではの対応方法かもしれない。
塗る部分は露出する腕・脚・首まわり・耳を優先している。頭皮への日焼けが気になる場合は帽子で対応するほうが確実だ。顔への塗布は製品の使用方法に沿って、手のひらで広げて目まわりを避けてなじませる。
0歳娘への使い方:量の調整と塗る場所の選び方
0歳の娘には、息子のときよりも量を控えめにしている。薄く広げるくらいで十分と感じており、ハーフプッシュ(ポンプを半分まで押す)で腕と脚をカバーできる。
塗るタイミングはお出かけ10〜15分前。抱っこ紐を使う場合は、紐に覆われた部分への日焼け止めは省いて、露出する部分だけに集中している。保育が必要な月齢の娘はほぼ常に親の腕の中かベビーカーなので、顔への直射日光はベビーカーのフードや日よけで物理的に遮ることを優先している。
帰宅後はぬるま湯での沐浴のみで落とせているのを確認している。石けんをしっかり泡立てて洗うと、べたつきが残る感覚もない。肌荒れも今のところ見られていないが、消費者庁の乳幼児向け製品安全ガイドにもある通り、異変があれば使用をやめて小児科に相談することは念頭に置いている。
3ヶ月使って正直に感じたこと
良かった点:香りがほぼない(もしくは非常に弱い)のが親として助かる。抱っこ中も気にならないレベル。白残りも公園遊びを終えた後に確認しても気にならなかった。夏の間に息子・娘ともに目立った日焼け(赤くなる)はなかった。
正直に言う点:80mlボトルは2人の子どもに毎日塗ると消費が早い。週3〜4回の公園利用ペースで1ヶ月ちょっとで使い切った。量を使う家庭には200mlのビッグボトル(ASIN: B0CRTF6W5T)のほうがコスパが良い。1本目で使い心地を確認してから大容量に乗り換えるのが自分のやり方だった。
SPF38というスペックについて。日常の公園遊びや近所の散歩程度であれば十分な数値だと感じている。ただし屋外で長時間過ごす海水浴やプール利用の場合は、2〜3時間ごとに塗り直すか、より高SPFの製品を検討することになる。用途に合わせた選択が大切だ。
虫よけとの使い分け:真夏の公園や草地では日焼け止めを先に塗り、10分後に虫よけミストを重ねるというルーティンが定着した。2本持ちは荷物になるが、それぞれの役割が明確で迷いがなく、結果として続けやすかった。
パパラボの結論
「日焼け止めを塗る」という行為そのものを子どもに受け入れてもらうのが一番の壁だった。成分がどれだけ優れていても、塗らせてもらえなければ意味がない。ミストタイプへの切り替えは、スペック以前の問題を解決してくれた。
アロベビーのノンケミカル設計は、0歳娘の肌に使うことを考えたときの安心材料の一つになっている。「これを使えば絶対に大丈夫」とは言えないが、紫外線吸収剤を避けたいという自分の判断軸と合っていた製品だ。
2歳息子と0歳娘、どちらにも同じ1本で対応できる点は実用上かなり助かっている。来年の夏も続けて使う予定でいる。
