2歳の息子に箸を持たせようと思ったきっかけ
2歳と0歳の子を育てるパパラボです。息子が2歳の誕生日を過ぎた頃、保育園から「スプーンを三点持ちで持てるようになってきたので、箸の練習を始めてもいい時期ですよ」と声をかけてもらいました。正直、2歳で箸はまだ早すぎると思っていたんですが、そのひと言で意識が変わりました。
ただ、いざトレーニング箸を探し始めると迷いました。「エジソン箸はリングへの依存が癖になる」「普通の箸に移行できなくなる」という口コミが思いのほか多かったからです。それでも、「まず持てるという体験を積むことが最優先」という保育士さんのアドバイスに従い、エジソン箸Iシリーズを選ぶことにしました。
エジソン箸Iシリーズとは何か:累計2,000万本の理由
エジソン箸はEDISONmama(エジソンママ)が製造・販売するトレーニング箸の定番品です。国内での累計販売数は2,000万本を超えており、「トレーニング箸といえばエジソン箸」と言っても過言ではない存在です。
仕組みはシンプルです。2本の箸がリングで指を固定し、ばね部分でつながれています。人差し指・中指・親指の3本のリングに指を通して持つと、正しい箸の持ち方に近い形が自然と作られます。初めての箸でも「つまむ動作」の練習ができるように設計されています。
| シリーズ名 | 対象年齢 | サイズ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| はじめて持つお箸 | 2歳前〜 | 14.5cm | リングが3本(補助多め)、スモールスタート向け |
| エジソン箸I(本記事) | 2歳〜就学前 | 16cm | 最もスタンダード。リングを外してステップアップ可能 |
| エジソン箸II | 3歳〜就学前 | 18.5cm | 少し大きめ。リング1本に移行しやすい設計 |
| エジソン箸III | 4歳〜就学前 | 19.5cm | 補助ガイドのみ。普通の箸への移行段階 |
Iシリーズには右手用・左手用があり、キャラクター展開も豊富です(トーマス、アンパンマン、ミニオンズ、ドクターイエローなど)。息子はトーマス好きなのでトーマス版を選びましたが、食事への集中力が少し上がった気がします。キャラクターを使うのは「好きなキャラとご飯を食べる」という動機づけとして侮れません。
2歳から使い始めた:最初の2ヶ月でよかったこと
最初にエジソン箸を渡したとき、息子はすぐに指をリングに入れて持とうとしました。今まで使っていたフォークやスプーンとは別の動きですが、不思議なほどすんなり受け入れました。リングがあることで「どの指をどこに置けばいいか」が視覚的・感覚的に明確になるのだと思います。
- 「つまむ成功体験」が積める:スプーンですくうより難しいはずのつまむ動作が、エジソン箸だと2歳でも成功する。食事中に「できた!」が増えて、食への意欲が上がった(気がします)。
- 親の教え方が不要になる:「こう持って」「指はここ」と言わなくても、リングが正しいポジションに誘導してくれる。食事中の口うるさい指導が減るのは家庭の雰囲気にとってもよかった。
- 洗いやすい:分解して洗えるので、食洗機対応(熱湯不可)。毎食後の洗い物が苦にならない。
- コスパが高い:1,000円前後で買えるわりに作りがしっかりしている。落としても割れず、6ヶ月以上普通に使えています。
正直に書く「困ったこと」――リング依存という壁
買う前から覚悟はしていましたが、4ヶ月ほど経った頃に実感しました。息子がエジソン箸のリングなしでは箸を持てない状態になっていたのです。
保育園で「普通のお箸を使うお友達と一緒にやってみましょう」と声かけしてもらったとき、息子は自分の箸を「これじゃないと持てない」と言い張りました(語彙はもう少し少ないですが、そういうニュアンスでした)。リングがあることで指の動かし方を覚えたけれど、リングがないと「どこに指を置けばわからない」という状態になっていたわけです。
「やっぱり口コミ通りだったか」と少し後悔したのは正直なところです。ただ、後悔というよりも「これはどこかで通過しなければならないフェーズだったんだな」というのが今の感想です。
リング依存を乗り越えるまでにやったこと
保育士さんと相談して試みたのは、段階的にリングを外していくアプローチでした。
- まず「薬指のリングだけ外す」を1週間続ける。指の位置のヒントを残しつつ、自由度を少し上げる。
- 次に「中指のリングも外す」。この段階で不安定になるが、つまむ力は6ヶ月分ついている。
- 最終的に親指の支えリングだけ残した状態で練習を続ける。
- 「普通の箸もちょっとやってみる」を食事の最初の1〜2口だけにして、あとはエジソン箸に戻してよい、とした。
段階を踏んだことで、息子は焦りなく移行できていきました。今は食事の場面によってエジソン箸と普通の箸を使い分けています。普通の箸の日もあるので、リング依存は乗り越えたと言っていいと思います。時間はかかりましたが、「使い続けると永遠に依存する」という話は少なくとも我が家では当てはまりませんでした。
何歳から始めるのが正解か:パパなりの答え
結論として、「スプーンを3点持ちでつまめるようになった頃」が始め時だと思います。月齢で言うと2歳前後が多いですが、個人差が大きいのでそこは焦らないほうがよいです。我が家では2歳2ヶ月から始めました。
大事なのは「箸を持てること」よりも「食事に集中できていること」だという気がしています。箸の持ち方より、椅子に座って家族と一緒に食べる習慣のほうが幼児期には優先度が高い、という話を小児科で聞いて、少し肩の力が抜けました。
こんな親子に向いている
- 2〜3歳でスプーンを3点持ちで持てるようになってきた
- 「箸って何?」という段階から始めたい(初めての箸に)
- 食事中に「箸の持ち方の指導」で険悪になるのを避けたい
- 保育園・幼稚園入園前に箸の練習をスタートさせたい
- 好きなキャラクター(トーマス・アンパンマンなど)で食事のモチベーションを上げたい
逆に向いていないケース
- スプーン・フォークもまだ使いこなせていない段階(箸より先にスプーンを固める方が先)
- 「最初から普通の箸を持たせたい」という方針の家庭(矯正箸のリングに慣れさせたくない)
- 4歳以上で今から始める場合はIIシリーズかIIIシリーズの方がサイズが合う
